健康美容コラム：漢方【ずびずび辛い鼻炎症状に…漢方はいかが？】

こんにちは、サクラドリームです🌸

スギにブタクサ、ヒノキやイネなど…
皆様を悩ませる花粉到来の予感をひしひしと感じる今日この頃。くしゃみ鼻水はもちろん、目の痒みや喉の痛み、頭の重さなど、日常生活に支障をきたすレベルの症状が出てしまう方も。

環境省によるデータでは、日本国民の５人にひとりが鼻炎症状に苦しまされているのだとか。

つらい症状を早く止めたい一心でお薬に頼ってしまう…
でも飲み過ぎは体に良くないし…とお悩みのあなたへ、
本日は花粉症によるアレルギー反応を抑えてくれる
体に優しい「漢方薬」をご紹介します♪

小青竜湯は麻黄、桂枝、杏仁、甘草などが配合されてる漢方薬で、鼻水や鼻づまり、咽頭痛、微熱などの鼻炎の症状に対して効果があるとされています。

麻黄は発汗作用があり、桂枝は体の表面の血流を促進し、杏仁は喉の痛みを和らげ、甘草は喉やのどの炎症を鎮める働きがあります。
水溶性のたんや鼻水等の症状に効果が高いと言われていますので、引き始めの風邪等にも効果があるかもしれませんね。

辛夷清肺湯は、鼻炎や気管支炎、咽喉の炎症などに有効な漢方薬です。辛夷清肺湯には、辛夷（しんい）や桔梗（ききょう）、石膏（せきこう）などが含まれています。

辛夷は咽頭や気管支の炎症を和らげ、桔梗は気管支の痰を排出する働きがあると言われています。
石膏はのどの熱を冷まし、炎症を鎮めてくれますので、これらの成分が合わさることで鼻炎の症状が軽減されると言われています。

黄色く粘性の高い鼻水を伴う疾患、重い鼻風邪や蓄のう症にお悩みの方はぜひ試してみて下さい。

麻黄附子細辛湯も鼻炎に効果が期待されます。
体を温める作用の生薬が多く含まれており、
鼻炎の他にも手足の冷えや悪寒にも効果があると言われていますので、冷え性の方にも効果があるでしょう。

麻黄は発汗作用が強く、体力の弱っている人が服用する際には注意が必要ですが、麻黄附子細辛湯にはその名の通り附子が入っており、この附子が発汗作用をうまく補ってくれるのだとか。

漢方は鼻炎症状を抑えるのに最も適していると言われています。
市販薬の飲み過ぎで胃の調子が悪い…という方は、ぜひ本日ご紹介した漢方薬をお試しくださいね。

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